横山 奈加子(ヴァイオリン)

第53回 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77(ブラームス)
第47回 ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82(グラズノフ)

 6歳より村井陽子の指導のもとヴァイオリンを始める。その後、田澤明子に師事。1994年桐朋学園大学音楽学部卒業。1997年同大学ソリスト・ディプロマコース修了。この間、江藤アンジェラ、江藤俊哉に師事。

 1991年第60回日本音楽コンクール第3位。1992年第5回日本国際コンクールにて奨励賞。1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールにて第5位入賞。

 1998年フルトヴェングラーのヴァイオリンソナタ第2番を本邦初演し、その記録はエリザベート夫人のもとに届けられた。2010年〜2012年モーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲リサイタルを行う。その他、NHK-FMや新日鉄プロミシング・アーチスト・シリーズ、JTアートホール室内楽シリーズにおいて世界的ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットと共演。NHK毎日新聞社主催の全日本学生音楽コンクールの審査員も努めている。

 音楽之友社よりプロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番(ピアノ浦壁信二)などのロシアの作曲家の作品を集めたCDを発表。2015年にオクタヴィア・レコードよりバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ全曲をリリース。昨年、フォンテックより 『ブラームス ヴァイオリンソナタ全曲』を、ピアノの佐々木京子とリリースしている。