篠崎 史子(ハープ)

第31回 ハープ小協奏曲 作品39(ピエルネ)

桐朋学園大学を首席で卒業後、アメリカに渡り、M.グランジャーニ、M.ディリングに師事。
1970年、イスラエル国際ハープ・コンクール3位入賞。
1971年、東京でデビュー・リサイタルを開催。ロドリーゴのハープ協奏曲を日本初演。
1972年「篠史子ハープの個展Ⅰ」、73年「個展Ⅱ」を開催。
1974年から1年間文化庁在外研修員として西ベルリン、パリに滞在。F.ピエール、L.ラスキーヌ、P.ジャメに師事。
エクサンプロヴァンス現代音楽祭、ベルリン芸術週間等で演奏。
1980年パン・フェスティバルにおいて「ハープの個展Ⅲ」を開催。
1982年「Music Today’82」でリサイタルを行う。
1985年イスラエルの第2回国際ハープ・コングレスのオープニング・リサイタルに出演。また、サウンド・スペース・アークのメンバーとして、1978年「パリの秋フェスティバル」、86年アメリカ、ヨーロッパ公演、1987年デンマーク、スウェーデン公演に参加。
1983年、中島健蔵音楽賞を受賞。
リサイタル・シリーズの「ハープの個展」を1988年、1989年と開催。
1989年ニューヨークで、武満 徹、三善 晃、一柳 慧、黛 敏郎等の曲によるリサイタルを開き、ニューヨーク・タイムズ紙より賛辞を贈られる。
1991年「個展Ⅵ」を開催。この間、国内はもとより海外のオーケストラと共演。
1992年夏には、アメリカ・アスペン音楽祭に講師として招かれ、同演奏会で協奏曲のソリストを務める。
1992年、94年、イスラエル国際ハープ・コンクールの審査委員を務める。
2001年「ハープの個展VIII」にて芸術祭優秀賞、中島健蔵賞、サントリー音楽賞第1回佐治敬三賞受賞。