横山 奈加子(ヴァイオリン)

第47回 ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82(グラズノフ)

1994年桐朋学園大学音楽学部卒業。1997年同大学ソリスト・ディプロマコース修了。この間、江藤アンジェラ、江藤俊哉に師事。

1991年第60回日本音楽コンクール第3位。1992年第5回日本国際コンクールにて奨励賞。1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールにて第5位入賞。 1998年フルトヴェングラーのヴァイオリンソナタ第2番を本邦初演し、その記録はエリザベート夫人のもとに届けられた。

NHK-FM出演、新日鉄プロミシング・アーチスト・シリーズ、JTアートホール室内楽シリーズにおいてユーリ・バシュメットと共演。その他サイトウ・キネン・オーケストラや、宮崎国際音楽祭などにも参加。2007年よりNHK毎日新聞社主催の全日本学生音楽コンクールの審査員も度々つとめている。

録音では、音楽之友社よりプロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番(ピアノ浦壁信二)などのロシアの作曲家の作品を集めたCDを発表。2015年にオクタヴィア・レコードよりバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ全曲をリリース。

また、現在 フォルテピアノの平井千絵と古典派時代のピッチを用い、歴史的演奏習慣についての研究及び演奏会での発表を展開している。