小山 啓久(ヴァイオリン)

第41回 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102(ブラームス)

那須塩原市出身。
東京音楽大学を卒業後モスクワにてエドゥアルト=ダヴィドヴィチ=グラーチ教授に、東京にてクルト=ゲントナー教授に師事する。
在学中から様々なコンサートに出演。2003年10月には茨城県真壁町(現桜川市)社会福祉協議会から、音楽文化を通じての地域への貢献に対し表彰を受ける。2005年より、NHK響協楽団首席クラリネット奏者磯部周平氏らと共に木管楽器を含む室内楽曲のコンサートシリーズを開始し、毎日新聞等各紙で紹介され高い評価を受ける。2008年11月には磯部俶作曲、磯部周平指揮のオペラ「夕立」公演(磯部俶没後10年記念公演)にてコンサートマスターを務める。2012年2月、オーチャードホールでのKバレエカンパニー「シンデレラ」公演(芸術監督 熊川哲也)にて「二人のヴァイオリニスツ」役の一人として、舞台上での演奏・演技を担当しDVD(TBS・ポニーキャニオン)にも収録される。
現在、磯部周平室内合奏団のヴァイオリン奏者として、また各オーケストラのコンサートマスター・首席奏者を務め、東京を拠点にソロ・室内楽を中心とした演奏活動を全国的に展開している。